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​私たちの理念

 

合同会社 MIND REST アライアンスは、Medical Innovation and

Nursing Diversification

Research Education and

Training

Alliance

つまり、医療看護改革推進における教育・研究を目的として、設立いたしました。

MIND RESET アライアンスは、これからの時代の日本の医療の改革を目指し、医療、看護、関連領域に携わる医療従事者が協働して、研究、教育を推進する医療者のグループです。

 

急速な少子高齢化がもたらす労働人口構成や疾病構造の変化の中、国連が掲げた持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals; SDGs)達成に向け、医療・介護構造の大幅な改革が求められています。中でも、医師に依存していた医療行為を、看護職を含む全ての医療従事者が協働して行うタスクシェアリングは、その改革を行うために不可欠であると考えます。

一方、医療経済、病態生理、医療倫理、リスクマネージメントなどの基本的な理解を伴わない拙速な現任技術習得偏重教育は、患者の安全と人権の担保面で、時に深刻な影響を及ぼすこともあります。

戦後の日本が築き上げた国民皆保険制度の仕組みは、これまでに世界に誇るべき成果をあげてきました。 しかし一方で2019年に端を発したCOVID-19の世界的パンデミックでは、先進国の中で決して劣っていない医療者の数や感染防御体制を有していながら、いち早く医療崩壊 状態に陥った現実や、国産ワクチン製造が後出に回ったリスクマネージメントの欠如が明らかになりました。 このことからも、これまでの専門性の強い保守的な職域縦割りの医療から、医療従事者全体がワンチームで必要な業務を柔軟に展開できる社会への転換が必要であると 言えるのではないでしょうか。

 

当アライアンスは、医療従事者が国際社会の中での立ち位置を理解し、患者の利益を守る医の原点に立ち返り、ワンチームで患者に必要な医療を提供するために必要な教育・研究を提供 することを目的としています。

医療行為の責任を持ち指示する立場の医師と、‘人を看る’ 看護師やそれぞれの専門性を持つ 関連領域医療従事者が協力して、次世代に向けた日本の医療看護改革を目指しています。

 

MIND RESET アライアンス 顧問  宮坂 勝之, MD, PhD

聖路加国際大学名誉教授

日本麻酔科学会名誉会員

日本集中治療医学会名誉会員

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